ロックは音楽だけじゃない——文字と写真と怒りが重なって初めて「文化」になる。
この6誌は、それを証明した。廃刊になったものが多いが、バックナンバーはまだ手に入る。その密度は今のSNSの100倍濃い。
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廃刊
Creem(1969–1989)
Rolling Stoneが体制化したとき、Creemはデトロイトで吠え続けた。
イギー・ポップ、ルー・リード、キッスを世に広めたロック誌の反骨精神。Lester Bangsの批評は今も読み継がれる。「アメリカ最高のロック雑誌」と断言できる。
廃刊(紙)
SPIN(1985–2012紙版)
Rolling Stoneが無視したバンドを、SPINは全力で愛した。
MTVの商業主義への反旗として創刊。ニルヴァーナ、パブリック・エネミー、ソニック・ユースをいち早く特集したグランジ時代の証人。
廃刊
Trouser Press(1974–1984)
セックス・ピストルズを誰より早くアメリカに届けた誌。
英国パンク・ニューウェーブをアメリカに橋渡しした専門誌。廃刊後に出した「Trouser Press Record Guide」は今もオルタナロック史の最重要参考書。
廃刊
Maximum Rocknroll(1982–2019)
「お前も自分でやれ」——37年間それだけを言い続けた。
商業広告を完全拒否。DIYのバンドと場所だけを紹介し続けた。世界中のパンクスに「ジンを作れ、バンドを始めろ」と鼓舞した聖典。
継続中
Kerrang!(1981–)
壁にポスターを貼るために買っていた男が世界に何百万人いたか。
英国最強のロック誌として40年以上生き残り続けている。「ロックは生活態度だ」という一貫した主張が今も揺るぎない。紙版継続中という事実に敬意を表する。
廃刊
Terrorizer(1993–2017)
「ヘヴィメタルで最も怖い雑誌」——それで全部わかる。
デスメタル、ブラックメタル、グラインドコアだけを24年間愚直に追い続けた英国専門誌。廃刊は界隈に衝撃を与えた。このジャンルへの入口にして出口。

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